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アーキテクチャ

正本文書: docs/ja/02-architecture.md / 編集を提案

この世界設計は、単一の巨大組織ではなく、複数の自律組織が協力するための連盟型アーキテクチャを目指します。構造の全体像は 01-cooperation-foundation-layers.md、モジュール間の接続は 02-module-relationships.md09-expanded-module-map.md で確認できます。

協力基盤は以下の層に分けて設計します。

  1. アイデンティティ: アイデンティティ、所属、権限
  2. 評判: 信用、貢献、履歴
  3. 経済: 交換、ポイント、生活アクセス
  4. 福祉: 生存不安を減らす生活支援
  5. ガバナンス: 意思決定、権限管理
  6. 仲裁: 紛争解決
  7. 基盤: 通信、計算、生活基盤
  8. 監査: 透明性、監査、ログ
  9. 規範: ルール、規約、権利、義務
  10. 公共安全: 暴力予防、通報、公共安全境界
  11. 連合: 組織間プロトコル、自治、相互運用性

初期モジュールは、アイデンティティ、評判、経済、福祉、ガバナンス、仲裁、基盤、監査、規範、公共安全、連合です。

評判は信用、貢献、履歴を扱いますが、人間の価値を固定するためのものではありません。協力しやすくするための補助情報として扱い、階級化や全面的な排除につなげないようにします。

監査は透明性と腐敗耐性のための基盤ですが、監視社会を作るためのものではありません。公開情報と保護情報を分け、必要な範囲だけを検証可能にします。

規範は協力基盤内の共有ルールを扱いますが、国家法の違法な代替ではありません。

公共安全は暴力予防や通報方針を扱いますが、警察代替、武装組織、自警団ではありません。

連合は複数組織の相互接続を扱いますが、単一世界政府や中央支配組織ではありません。

各機能は単一責任を持つモジュールとして扱います。

1つの組織や制度が過剰な機能を持つと、腐敗や支配につながるためです。この設計では、機能を分離し、相互接続可能なプロトコルとして設計することで、改善・交換・フォークの余地を保ちます。

モジュール間の関係は支配ではなく、参照、連携、検証です。各モジュールは他モジュールと接続しますが、責任範囲を侵食しないようにします。

例えば、評判が経済や福祉のアクセスを一方的に支配してはいけません。監査もすべてを監視する権限ではなく、定義された範囲を検証する仕組みとして扱います。

この設計は、国家の全機能を一気に置き換えるものではありません。

まずは生活、信用、協力、教育、経済、福祉など、国家以外でも提供可能な領域から始めます。

長期的には、国家が担う必要のある領域を減らし、国家を地域単位の運営主体に近づけることを目指します。

この設計の基本単位は、個人、組織、モジュール、プロトコル、意思決定記録です。

個人や組織は複数の共同体へ所属でき、モジュールは独立して改善できます。プロトコルは相互接続を担い、意思決定記録は変更の理由を残します。